線路の先に つづく
違う日々が待っている
無意義な景色が廻り始めた
使い古した言葉
永遠の半分さえ届かない
もう何も叶わない
どうせ最後なら…、と諦めた会話も
トランクを閉じた今はただ切ない
隣には
談笑の声が流れ
あの日の二人隠す
ジオラマのような町を
車窓から眺める
何もかも遮った 列車の軋む音
見たことのない場所は
いつも似ているというなら
私はどこかであなたを待とう
戻れない
引き返せない過去たち
すべて駅の喧騒
線路の先に つづく
違う日々が待っている
無意義な景色が廻り始めた
これからずっと つづく
孤独というレールの上
あなたのいない世界を彷徨う